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【悪魔の果実!?】トマトの特徴や栽培方法を解説!!

トマトは、多くの人にとっておなじみの野菜であり、多くの料理に利用されています。

しかし、実はトマトには興味深い特徴や歴史があり、自宅で育てることもできます。

この記事では、トマトの特徴、歴史、そして家庭菜園で成功するための育て方について詳しく説明します。

目次

トマトの特徴

私たちがよくスーパーでみる”トマト”はどういった特徴があるのか、おさらいしましょう。

トマトとは?

  • 分類:ナス科トマト属
  • 学名:Lycopersicon esculentum Mill.
  • 英名:Tomato
  • 原産地:中南米、アンデス山脈

トマトはビタミンC、カロテン(体内でビタミンAになる)、リコピン(活性酸素を消す作用をもつ)を多く含み、栄養や機能性に優れた野菜です。

トマトを毎日食べていると病気になりにくいと言われており、「トマトが赤くなると医者が青くなる」という言葉があるくらいです。

トマトの歴史

そんなトマトですが、原産は中南米、ペルーからエクアドルにまたがるアンデス山脈で、コロンブスがアメリカ大陸発見時にヨーロッパへ持ち帰ったことで、世界各地へ広まっていったとされています。

最初は食用ではなく、毒を持つとされていいたため観賞用として普及していました。

これは当時、赤い果実を持つ植物は珍しかったのと、同じナス科の実が有毒の植物「ベラドンナ」によく似ていたことによっておこった勘違いでもありました。

この頃トマトは「悪魔の実」と呼ばれ、恐れられていたそうです!

現在では品種も多種多様で、その数はなんと1万種類以上だそう日本で品種登録されているものだけでも300種類を超えているそうです。

トマトの栽培期間

トマトは種から植えると、おおよそ4ヶ月で収穫できるようになります。

暑い夏に時期の8月に収穫時期とするなら、3月中旬から4月に栽培をスタートさせる必要があります。

苗を買って育てる場合には、5月から6月を目安に買って育てると良いでしょう。

また、種から植えると手間と時間がかかってしまうため、ホームセンターや園芸用品のお店などで苗を買って育てると、畑やプランターへの移し替えが1回で済むので、初心者にはおすすめです。

栽培のための準備

栽培のためには以下の準備を進めましょう。

  • トマトを栽培するための土づくり
  • トマトに適切な環境づくり

トマトを栽培するための土づくり

トマトを栽培する前に、適切な栄養のある土を用意しておく必要があります。

畑で栽培する場合、基本的には市販で売っている窒素・リン・カリウム(N・P・K)が8:8:8の割合で配合されているものを選んで、土に混ぜてあげましょう。

また、現在ではトマト専用に配合された肥料で窒素・リン・カリウムに加えて、栽培過程で必要になるカルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)といったトマトの栽培に欠かせない成分も入っているのでおすすめです。

プランターで栽培する場合は、肥料入りの培養土をプランターに入れて準備しておくと、元から肥料が入っているので、手間が少なくて済みます。

トマトに適切な環境づくり

植物は通常、原産地と同じ環境を好みます。

トマトの場合は、強い日の光を好み多湿を嫌います。

できるだけ日当たりもよく風通しのよい場所で栽培してあげると、根や茎がしっかりと育ち、トマトの実ができた時にも折れない強い体になります。

トマトの生育の適温は20~30℃ですので、ある程度高温にも適応しています。

トマトの手入れと管理

トマトを栽培する際は、以下のポイントに注意しましょう。

  • 適切な水やりのタイミング
  • 肥料切れに注意
  • わき芽を小さいうちに取る
  • 病気と害虫への対処法

適切な水やりのタイミング

畑で栽培する場合は、基本的に朝・夕の涼しい時間に水やりをおこないます。

ただし、根がまだ土に定着していない植え付け直後は、しおれて明らかに元気がない場合を除いて水やりは控えても良いでしょう。

プランターで栽培するの場合は、朝・夕の涼しい時間で土が乾いていたらその都度水をたっぷりあげましょう。

肥料切れに注意

トマトは実を1本の茎から何個も花を咲かせ実をつけます。

その分だけエネルギーを必要としますので、あげ過ぎに注意しながら適切な量をあげましょう。

現在ではトマト専用の肥料が販売されているので、どんな成分をいくら入れなければならないのか調べる手間を省くことができます。

肥料をあげる時期については、実がつき始めた頃とそこから2週間に1回がベストです。

わき芽を小さいうちに取る

トマトを育てていると、上へ伸びていくメインの茎と葉っぱの茎の間に生えてくる芽があります。

それを「わき芽」といいます。

わき芽は小さい時に取らないと、一緒に残さないといけない茎も一緒に折ってしまう可能性があるのと、他に使う栄養を吸い上げてしまうのです。

ですので、小さい「芽」の状態からとってあげましょう。

病気と害虫への対処法

トマトを栽培している場合、さまざまな病気・害虫の被害に遭うリスクも当然あります。

そのため、病気・害虫に対する対策をする必要があります。

主な病気は青枯れ病、疫えき病、灰色かび病、ウイルス病で、主な害虫はアブラムシ、オンシツコナジラミ、アザミウマ類です。

これらを予防するには、枯れたり病気になった葉っぱを放置せずにきちんと取り除くことと、栽培時専用の殺菌剤や殺虫剤を定期的にまいておくと良いでしょう。

また、市販のもので味や人体への影響が気になる場合は、手作りで防虫・殺虫剤を作成することもできるため、ぜひチャレンジしてみてください。

収穫

収穫のタイミングとして、トマトの実の全体に色がついたらベストタイミングです。

収穫する際は、手で引っ張って取るのではなく、ハサミでヘタより少し上の茎を切って収穫しましょう。

ハサミを使用する際は、手や実を傷つけないように気をつけて使用してください。

まとめ

トマトはおいしくて栄養価が高く、自宅で育てることができる野菜の一つです。

この記事を参考にして、トマトの歴史や多様性についても学び、トマトに関する深い知識を深めてください。

あなた自身の庭で新鮮で美味しいトマトを楽しんでみてくださいね。

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